☆頭部外傷の注意☆

頭を打ったときには、脳にいろいろな変化が起こります。特に、頭の中(頭蓋骨の内側)に出血が起きると生命に危険がおよぶことが多く、注意が必要です。頭蓋内出血の症状は直後に起きることも、また、1〜2か月後に起こることもありますので、診察時に異常が無くとも、当分の間十分注意して経過を観察することが必要です。疑わしいと思うときは、直ちに「脳神経外科」専門医の診察、CT検査を受ける必要があります。

「頭を打ったら外科で診てもらう」と過去にいわれた時期もあり、当院にお見えになる方もおられますが、現在は「頭を打ったら脳神経外科で診てもらう」というのが正解です。当院は整形外科中心のプライマリケア医療機関として、基本的な頭部外傷時の診察、傷があって出血している場合の創の処置、単純レントゲン撮影は可能ですが、当初から呼吸状態がおかしい、意識状態が普通でないなど精密検査が必要な方や緊急の場合には、「119」で「脳神経外科の専門医のいる病院」(下段参照)へ救急車で搬送して頂く事をお勧めしています。また、診察後、速やかに紹介をさせていただく事もあります。ご自身で判断が困難な場合は当院に連絡いただいても結構ですし、神戸救急ネット(案内電話846-0099)にご連絡されるのもよいでしょう。


(1) 頭痛がだんだん強くなる
(2) 吐き気や、嘔吐(食べたものを吐いたり、何も食べていないのに物を吐く)が何回もおこる
(3) ボンヤリしている。放っておくとすぐに眠ってしまい、起こしてもなかなか起きない
(4) 目が見えにくくなったり、物が二重にみえたりする
(5) ケイレン(ひきつけ)が起こる
(6) 熱がだんだん高くなる
(7) 呼吸状態がおかしい、意識状態がおかしい(呼びかけに応答しない等)


救急マニュアル(医学書院)より(一部改編)

《こんな時には御注意下さい》
○小さい子供さんは、相当強く頭を打ったときでも症状が出にくいことがあります。元気にしていても「2〜3日は目を離さない」ことが大切です。頭を打ったり、怪我をした後は、少なくとも1〜2日は安静を守り、一人で外出させないで下さい。
○中高年の方で、頭を打った後1か月ほどして「頑固な頭痛が続く」「手足が動きにくくなる」「ぼけたようになる」といった症状が出てくることがあります(慢性硬膜下血腫)。このようなときは必ず脳神経外科の診察を受けて下さい。

垂水区内の常勤脳神経外科専門医がおられる病院(平成21年11月現在
神戸救急ネット(案内電話846-0099)で、確認を取って連絡してから受診して下さい

神戸掖済会病院(学が丘) 電話 781-7811
神戸徳洲会病院 (上高丸)   電話 707-1110
大澤病院   (ジェームズ山) 電話 752-9300

神戸市内の代表的な脳神経外科のある病院(平成21年11月現在)

神戸大学医学部附属病院 (中央区楠町) 382-5111
神戸市中央市民病院 (ポートアイランド) 302-4321/302-4322

須磨区 神戸医療センター (西落合) 791-0111
    新須磨病院 (磯馴) 735-0001
長田区 神戸市立西市民病院 (一番町) 567-5251
兵庫区 吉田病院 (新開地) 576-2773
中央区  神鋼病院 (脇浜) 261-6711
    神戸赤十字病院(脇浜) 231-6006
北区  済生会兵庫県病院 (藤原台) 987-2222
    社会保険神戸中央病院 (惣山) 594-2211
    恒生病院 (有野) 982-0778
明石市
明舞中央病院 (明石市松が丘) 917-2020
明石市民病院 (明石市鷹匠町) 912-2323

休日急病電話相談所
垂水区休日急病電話相談所 781-1441
須磨区休日急病電話相談所 734-1400
西区休日急病電話相談所 996-1400

こうべ救急医療ネット 案内電話846-0099

病名の一覧に戻る